01軽くて強靭な構造体

エコビルド工法 4つの特徴

特殊なトラス部材と接合システムにより、「軽さ」と「強さ」を兼ね備えています。

鉄骨重量を経済設計する

※小売店舗等の施設は、什器レイアウトを基本として柱を飛ばす設計が多いため、柱に掛ける梁サイズが大きくなります。比例してその梁を支える柱サイズも大きくなり、結果的に重い構造体になります。

エコビルドでは、パイプを組合せた立体トラス構造を採用しています。その特徴は強固で軽量であるため全体の鋼材使用量のスリム化が可能です。さらにそれを支える柱などの部材も軽減できます。建物全体がダイエットされることにより基礎のボリュームの簡便化につながります。また、鉄骨が軽量化されることは運搬や設置コストも経済的になります。


杭不要に加え基礎工事(コンクリ・型枠・配筋)にかかる工期や価格のコストを削減。
製作・運搬・建設に関わるCO2排出を低減。

02コスト(工期・価格)削減への追求

エコビルドの外壁材は、ALCパネルを採用しています。トラス部材のサイズ・建物の基本サイズを工夫することで外壁下地工事不要としています。

エコビルド工法 4つの特徴

外壁工事を経済設計する

  • 外壁下地工事の簡略化安価な外壁材ほど取付下地工事にかかるコストが増えるのが一般的ですが、エコビルドでは新たな下地工事が不要になるよう設計し、躯体にALCパネルを直接取付けることで外壁工事全体でかかるコスト削減を実現しています。
  • 軽量化外装材が軽量、取付下地不要ということは、それを支える躯体の負担が減り、基礎工事のコスト削減につながります。
  • 耐火性が高いALC単体で耐火性能を満たすため、新たな耐火工事が不要になりコスト削減につながります。
  • 断熱性が高いALCは断熱性が高いため、通常の外壁断熱工事を削減できます。また、建物の熱負荷が少なくなるため空調(暖房・冷房)負荷が少なくなり、断熱工事費の縮小・空調工事費の縮小・ランニングコストの軽減につながります。

03工期短縮の工夫

「基礎工事」「鉄骨建て方工事」「外壁工事」「屋根工事」などの数工程を同時並行して工事することが可能です。建物が上棟するまでの工期短縮の仕組みにより「人工 × 工数=人件費」の「工数」を短縮することでコストダウンを 実現しています。

エコビルド工法 4つの特徴

簡便化された「基礎工事」と「柱工事」を行っている脇でトラス組み立てを行います。

エコビルド工法 4つの特徴

柱が建ったスパンからトラスユニットをクレーンで吊り上げユニットごとに上棟していきます。

エコビルド工法 4つの特徴

並行して、外周まわりの柱が建ったスパンから外壁取付工事を行います。

エコビルド工法 4つの特徴

上棟した工区から、屋根工事を始めることが出来ます。

04避難安全検証法の採用

経済設計の手法としてはメジャーな避難安全検証法を前提として設計を行っているため、「排煙設備の一部免除」「防煙垂壁不要(有窓階前提)」というコストメリットがあります

\ トラス部材にもヒミツ /

一般的なシステムトラス工法と比べ接合部の造りを簡略化させて強度を確保しているため、パイプ・ベースプレート・ボルト以外の部材(接合用金物等)を必要としません。建築基準法適合の JIS規格鋼材を使用し、国内での加工生産を行なっており安心安全な品質をお届けします。